飛躍する研修生

過去の研修スタッフ(1ヶ月以上のスタージュを逃げ出さずに行ったタフガイ。素晴らしい私たちの仲間です)

10)2009年春から10年春 鈴木基之さん 大阪西天満 レストラン ガストロノミック ル シャルボン ソムリエ
元 エプバンタイユ ソムリエ
愛くるしいその笑顔は鈴木さんが小布施を旅立った後も、小布施スタッフ全員が忘れずにいます。高校野球で甲子園に出場した高校時代に培った精神が小布施で威力を発揮しました。細身の身体に筋肉が付き、かつ日に焼けて真っ黒なその顔からは、かつてソムリエをしていたとは思えない野性的な風貌になった鈴木さん。いかなる仕事も嫌がることなく(すべてがよい体験になる)と積極的に行い、その仕事は正確でした。彼が発見したデゴルジュマンのあたらしい仕方も小布施ではスタンダートとなりました。鈴木さんとは離ればなれになりましたが、これからも楽しいお付き合いが続きます!

9)2008年春から09年春 相澤さん フランス ブルゴーニュ大学

元 オザミデヴァン銀座ソムリエ、元 上高地五千尺ホテルソムリエ

一年間におよぶ厳しい修行に耐えた男。
飲食業界のヒエラルキーで培われた体育会系ソムリエは過去の研修生の中でも最も職人気質。「痒いところに手が届く」という言葉が当を得る、先を見据えた仕事ができる貴重な男。
ソムリエ界に戻すのはもったいないと何度もワイン製造業界残留を求め、引き留めましたが、彼の信念は揺らぐことがありませんでした。そしてフランスでソムリエの修行をするために旅立ちました。「ソムリエは言葉数ではなく、その所作にある」という相澤流ソムリエの信念を彼は日本の現場で示してくれることになるでしょう。

2008年の秋と2009年の秋はドメイヌタカヒコを設立した、私の弟、曽我貴彦も小布施でワイン造りをしました。2010年の秋、晴れてタカヒコのワイナリーが出来上がり、それ以降はタカヒコ自身のワイナリーで製造しています。

8)2007年秋 安斉さん ホテルオークラ フロンティア筑波 ソムリエ

手先が器用な安斉さんは仕事をテキパキとこなします。とくに彼のシャンパン製造におけるデゴルジュマン   はプロ級。ソムリエ安斉さんのデゴルジュマンはボトル裁きは美しく見とれてしまいます。

2006年と2007年は隣の須坂市で楠ワイナリーを設立した、楠茂幸さんが研修しました。

7)2006年秋 村田さん  イタリアンレストラン ラディーチ シェフ (大阪市中央区和泉町2−1−1)

イタリア長期修行へ行った帰り道に小布施の研修生に。ナポリボーイのような可愛いスキンヘッドはプチ海老蔵で格好良い。

6)2005年春から06年春 斉藤さん フランス ブルゴーニュ ドメイヌ シモン=ビーズ

農工大を卒業して直ぐ小布施にきた斉藤さん。彼は1年以上の長期研修でした。

5)2004年秋 城戸さん 塩尻 KIDOワイナリー設立

言わずとしれた城戸さん。独立前、城戸さんの葡萄を小布施で仕込みました。

4)2003年秋 スワン夫妻(オーストラリア在住)、宮本さん(フランス在住)

スワン夫妻は海外から来てくれました。奥様はハンタバレーでワイン学校を卒業した方で現地のことを色々教えていただきました。宮本さんはフランスでワイナリー設立に向け活躍中です。彼は小布施の研修を終えた後ニュージーランドに行き長期にワイン研修を行い、それからフランスへ渡りました。

3)2002年秋 田口さん ソムリエ

名古屋出身の田口さんは酒類全般に興味を持っており、現在は酒類製造メーカーにお勤めです。田口さんから深夜のお手伝いをしてくれるようになりました。よく頑張ってくれました!

2)2001年秋 勝山さん

現在は小布施ワイナリースタッフの勝山さん。長野県果樹試験場に勤めており、ワイン造りに興味を持ったのは農業に興味があったからという貴重な男です。このような男は二度と現れないでしょう。現在はワイン畑、ワイナリーとオールマイティにこなすVigneronです。

1)2000年 1999年 岡本さん  山梨 ボーペーサージュ設立
有名になってしまいました岡本さんも2年小布施で岡本さんの葡萄でワインを作っています。